本年も何卒よろしくお願いいたします。ゲイエンジニアの岡です。
早速ですが、前回の続きでリニューアルについてのポイントをお話しさせていただきます。

  • 「どこのレンタルサーバーでどのプランを利用しているのか?」
    ホームページの管理を自社でやっているのか、他社に依頼しているのかは重要なことです。
    自社でやっている場合はサーバーやプランの情報が直ぐに分かりますが、他社に依頼している場合で
    サイトのリニューアルを行う会社が別会社の場合は情報を共有しなければいけません。
    ホームページをワードプレスで管理しているという人は多いと思いますが、ワードプレスで作成しているサイトの多くは
    プログラミング言語(スクリプト言語)のPHPとデータベース言語のMySQLで構成されています。
    リニューアルに際して借りるサーバーやプランを変更する場合、PHPのバージョンやMySQLのバージョンに互換性がなければサイトが見れなくなる可能性もなくはありません。
    閲覧できたとしても、どこかしらのページに何かしらの警告やエラーメッセージがサイト内で出てしまうことも考えられます。
    したがって、特にシステム的なものをからめたホームページについてはリニューアル以前に
    お見積りの段階でバージョン確認しておくことをオススメします。

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  • 「開発およびリリースはどのようなタイミングで行うのか?」
    どのサーバー、どのプランでリニューアル後のサイトを作成するのか、どのようなタイミングでドメイン移管を行うのかは
    エンジニアにとって前述のバージョン問題と同じく気になる点です。
    例えば開発環境で作成して本番は別の場所にアップロードするとなった場合、フォルダ構成を考慮していないと画像やページの
    飛び先となるリンクに差異が発生してしまうため、ソースの修正に時間がかかってリリースのタイミングも遅れてしまいます。
    開発環境と本番環境が分かれている場合や既存のサイトとは別の場所(WEBサーバー内のフォルダが別の場所)にサイトを
    作る場合はいいのですが、リニューアルサイトを作成する方法として既存のサイトを直接編集してリニューアルをすることは
    個人的にはオススメできません。
    直接編集してしまうと編集中のサイトを公開してしまうことになりますし、バックアップを取っていないと
    元のサイトに戻すことも困難になってしまいます。
    また、ドメインの移管はレンタルサーバーの会社によっては72時間かかる場合もあるので注意が必要です。
    もし、すでにブログやTwitterなどのアカウントを持っているようなら、サイト閲覧者にリニューアルを前もって
    お知らせしておく方が優しいかもしれませんね。

古いものが悪いという訳ではないのですが、ITの世界ではどうしても新しいものが好まれる傾向にあります。
その証拠に、更新性が高い方がGoogleの評価も高くなり、SEO対策と言われる検索の順位にも関係してきます。
もし、たくさんの人にサイト見てもらって商品なりサービスなりのアピールをしたいのであれば、
この記事に書いた3点のことに注意してサイトをリニューアルしてみてはいかがでしょうか?